2012年11月01・皆野

デジカメ: ディジタル一眼 ニコン D5000 18-200mm (35mmカメラ換算 28-300mm) 手持ちによる撮影

写真数52枚。

アナログの方は重いので、やめた方がいいです。
ブロードバンドの方は気にならないスピードで開けます。

最終更新日 :  2012.11.25


皆野

2012年11月18日(日)
天気が良かった。
朝6:00 に家を出、電車で橋本・八王子・東飯能経由で秩父線皆野駅に出かけた。
皆野駅で集合し、川原の石と地層を調べる。





皆野駅で集合



ポイント1 郷平橋(ごうへいばし)


赤平川に架かる郷平橋


荒川下流、手前の砂利の部分は午後の石拾いの場所
手前の川は赤平川で、荒川に合流する


赤平川、右下の川原に下りていき、化石採集


この川原に、これから下りていく


中央左が、前原の不整合の一部、望遠ズームで


赤平川の右岸川原に下りて、郷平橋を見上げる




丸っこい異質のものは、「ノジュール」というのだそうだ


3cm - 10cm のノジュール






10cm 程度のノジュール


赤平川の右岸には、30 - 50cmの玉葱状ノジュールが




別な箇所の玉葱状ノジュール




筋状のものが生痕化石


生痕化石の説明を受ける、断面が丸い


次のポイントに移動するのだが、何かしていて、なかなか皆揃わない



ポイント2 前原の不整合(ふせいごう)

さきほど、郷平橋から見えた、前原の不整合へ下りていく




左の下部が前原の不整合


左下下部の黒っぽい層の高さ約1mが下部のチャート層で、1億5千万年前に海に積もった秩父層
その層の上に、約1500万年前の岩相が重なっている。
つまり、下の層が堆積してから、一度陸上に隆起して、さらに河川等で浸食されてから、
約1500万年前の岩相が重なっている。
つまり、古い地層の上に、時間的に隔たりがあってから、新しい地層が重なっている関係を「不整合」という。

スケールは30cmのもの












不整合の上の方には、礫岩や崩れたチャート層等が堆積している。





ポイント3 前原の不整合付近の荒川の川原で見られる岩石

採集した石をプラスチックのケースに収めて、名前を付け、ラベルを張ると素敵な採集品になる
透明なプラスチックケースを一つ250円で3個購入


荒川の場所によって、岩石の種類の割合が異なることを説明
ある程度、川原のあちこちの石を拾って、先に分類してその説明をする


地質図で確認、指の先の合流点の少し右上が前原の不整合


拾い始めると、うまく分類できずに、3個ケースを買ってしまった
















家へ帰ってから、写真を撮った
砂岩、チャート、石灰岩、ホルンフェルス、緑泥片岩、礫岩等が取れた


このおよそ15cmの砂岩には、太さ約1cmの生痕化石が見られる










帰路、郷平橋の上から北方荒川下流側を振り返る


この後、皆の駅から、お花畑、西武秩父から、
東飯能、八王子、橋本経由で、京王永山の自宅に着いたら、
18:00だった。



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