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最終更新日 : 2010.08.06
荒川を歩く・寄居
2010年5月9日、1月から毎週のように荒川を歩いているが、今回は埼玉県寄居。
寄居あたりから、岩石が河岸を占める。
東武東上線で寄居駅下車、歩いて1時間。
主に3箇所の岩石を見て歩き。
解説・コースは、1992年10月「新版 埼玉県 地学のガイド」コロナ社 による
寄居 の位置
現場の位置
地図の1 折原橋(おりはらばし)
折原橋の上から下流、正面奥の荒川が右に曲がる場所が 地図の後で番号5
左下に、結晶片岩が見える
折原橋は、平成13年(2001年)に完成
寄居バイパスが、上を通る、端の下に玉淀ダムが見える
結晶片岩
バイパスの下をくぐっていく
バイパスをくぐって、最初の露頭、風化した片岩
ハンマーの長さは 32cm
もう少し下の露頭、高さ3mほどか、やはりかなり風化が進んでいる
樹木の根が層の隙間に入り込んでいる
隙間の上をハンマーで叩いて割り取る
破片を見ると風化して蛇紋岩化している、ハンマーの長さは 32cm
荒川の左岸(上流から見て左側)へ、これから下りていく
さっき橋の上から見えた 低音高圧型の三波川結晶片岩で 緑色片岩
上面の厚さは 30cm ほどか、ハンマーの長さは 32cm
白い筋は、石英か、高さは1.5m 程度
上流側に玉淀ダム
下流側
少し下流側
結晶片岩の上の方には、石灰岩風の岩が
ここで、昼食
川岸の河床に ケシの花が、菜の花に混じって
地図番号2番 河床から下流側
左岸の川岸には、別荘風の建物が
別荘からの排水かも知れぬが、荒川に流れ込む
流れの下には、2種類の野草が
?
中央上に、オハグロトンボが
オランダガラシ、クレソン
河床に生えるフランス菊、各地で野生化しているという
ヨーロッパ原産、かつては庭園に栽培したが、現在では各地に野生化している
上の別荘に上がる鉄階段
上がってみる
別荘のお庭
玉淀ダムに向かう
ダムの裏側から上流側の景色
対岸、右岸に見えるやはり結晶片岩か
ダムの上から下流側、左岸側は先ほど歩いた1番と2番
白いアーチのすぐ下流、河床に草の見える箇所あたりから、左岸の別荘に上がった
川岸を歩いて
写真の右端あたりまで歩いた
この砂堆のはずれまで歩き、川岸に上がった
国道140号の左、上流側を渡って、3番の方へ歩いていった
玉淀ダムを渡って右岸を少し上流に 地図の3番に向かう
舗装道路から分かれて、50-60mほど歩いていく
左側に樹木の後ろに3番の露頭
かなり風化の進んだ泥質片岩、狭義の三波川結晶片岩とのこと
下の方のグスグスの白い岩石層が滑石片岩、蝋石(ろうせき)らしい
この白の部分が蝋石か?
厚さ数十センチ、下の白い層、厚さ五センチ程度は蝋石か?、ハンマーの長さは
32cm
次の4番の露頭へ、右側
高さ十メートルほどのやはり片岩の露頭
左上の方に厚さ2cm 程度の蝋石層か?、ハンマーの長さは 32cm
こういう露頭が数十メートル続く
先ほどの折原橋を右岸側から
折原橋の上から下流、少し見えている右端の岩が次の5番の露頭 「象ヶ鼻」 、望遠で撮る
おにぎりは食べたが、うどん屋があったので 手打ちのカレー南蛮 800円、旨かった、クーラーが効いていた
「象ヶ鼻」
このあたり右側に、荒川に下りられる道があるとのこと
寄居公園の英霊塔
やっと、寄居公園の上流側に荒川に下りる道を発見
荒川上流側、左1/3に、寄居バイパスの橋と折原橋が半分見える
正面が「象ヶ鼻」
風化が進んでいる
このあたりは、三波川結晶片岩、象ヶ鼻−朝日根(ぞうがはな−あさひね)構造線ということで
岩石部分とそうでない部分があり、荒川が大きく南へ曲がっている
上流側を望遠で、140号バイパスを走る車が見える
約四十分歩いて、東上線「玉淀駅」で帰った