2013年1月5・エジプト・アブ・シンベル

デジカメ: ディジタル一眼 ニコン D5000 18-200mm (35mmカメラ換算 28-300mm) 手持ちによる撮影

写真数50枚。

アナログの方は重いので、やめた方がいいです。
ブロードバンドの方は気にならないスピードで開けます。

最終更新日 :  2013.03.09


アブ・シンベル

2013年01月10日(木)-01月19日
読売旅行のパッケージ・ツァーで、エジプトへ行ってきた。毎日、晴れ。日本の5月ほどの気候か。
ここでは、1/15 PM 、アブ・シンベル神殿。アブ・シンベルは、エジプトの一番南の町。

説明は、アブ・シンベル現地で購入した日本語ガイド本
マグディ=ガマール編・著 「アブ・シンベル神殿」 2010年
による







バス駐車場から大神殿

まずは、バス3時間の後、まずはトイレ


奥に見えるのが、アブ・シンベル神殿の裏側


バス駐車場は、ナセル湖の左岸
右が上流、左が下流 アスワン方向


駐車場全景
向こうは南側、ナイル川上流方向


ほぼ、東南東、アブ・シンベル神殿の入口に向かう


右側の建物が、アブ・シンベル神殿の入口
左の背中が我がツアー・グループのエジプト人ガイド
切符は、皆買ってくれる


アブ・シンベル神殿の裏側、南南西方向
あの入口の中に、コンクリートの巨大なアーチが、
神殿の構造物等に直接荷重がかからないようにしている


ぐるっと反時計回りで、東南東に


東南東へ


北北東方向



大神殿

アスワン・ハイ・ダム建設のために湖水に水没するというので、
ユネスコの声掛けで世界各地から援助受けて、ナセル湖左岸のより高いところに移設工事が行われた
各像は、ブロックに切られ、番号を付けて、運搬、組み立てた
各国の協力で移設大工事が行われた
ラムセス2世(B.C.1298-1235)が建造した
神殿の中で最も有名なもの

大神殿は、東南東に向いている
午前中なら、奥まで日が入る


エジプトの南のはずれ、スーダン国境に近い、北回帰線の少し南
高さ32m、幅38m、巨像の高さ20m



近くにいた野良犬 メス♀
体調およそ1m程度か
咬んだりせず、おとなしい



マグディ=ガマール編・著 「アブ・シンベル神殿」 2010年による

左から2番目の巨像が崩れているのは、
完成してから7年後の大地震で崩れたとのこと
全面足元に、頭部が転がっている
ラムセス2世の巨像は、王を守護するコブラの頭を額につけ、
王権を表すネメス頭巾をかぶり、その上に、上下エジプト王を表す二十の王冠をつけ、
玉座に座っている姿で表されている
また、王の象徴である付けひげをつけている


正面方向、中は撮影禁止


中央上部
神殿入口の上には、頭上に太陽円盤をいただいた隼(ハヤブサ)の頭をした
太陽神ラー・ホルアクティの立像が掘られている
その両側に、正義の女神"マアト"の肖像を捧げるラムセス2世のレリーフが向かい合っている
さらに、その一番上には、左上に見えるように、両手を広げている22体のマントヒヒの肖像で飾られている
古代エジプト人には、ヒヒがアサヒを見て小躍りする姿が太陽神を拝んでいるように見えたという
4体のラムセス2世のうち、左から2番目の像は、
神殿が完成してから7年後(前1249/1248年頃)の大地震によって、
巨像の上半身が崩れたとのこと、今でも足元にその頭部が転がっている


一番左のラムセス像の右足の足元手前には、隼(ハヤブサ)の姿のホルス神が立っている
各巨像の足元の両側や真ん中には、
ラムセス2世の数多い子供たちの何人かが配置されている


右側の2体


中央の2体
真ん中は中央入口
中は撮影禁止


右側の2体を見上げる


左側の2体


内部の状況
マグディ=ガマール編・著 「アブ・シンベル神殿」 2010年による


遠くから大神殿の山全体を見る


パノラマにして、左の大神殿  右の小神殿 を遠望する、 ほぼ東南東から  大神殿と小神殿は、約100m離れている





小神殿

ラムセス2世の王妃ネフェルタリとアブ・シンベルの地方神ハトホルに捧げられたもの


マグディ=ガマール編・著 「アブ・シンベル神殿」 2010年による

小神殿を遠望する


小神殿の正面は、高さ10mのラムセス2世と王妃ネフェルタリの立像と奉納碑文で飾られている


正面の碑文には、「ヌビアの地に、ラムセス2世がこの神殿を作った、
山に彫られたもの、永遠なるできばえ・・・偉大なる王妃、ネフェルタリのため・・・
太陽は昇る・・・永遠に生きよ!」と刻まれている
ネフェルタリ王妃は、カツラをかぶり、
その上に、二枚の羽根と二つの角が付いた太陽円盤が置かれている
王妃は左手でシストルムを持っている
ネフェルタリ<メリ・エン・ムト>とは、古代エジプト語で
「最も美しい女性<ムト女神に愛されし者>を意味する
彼女は、王と同じ大きさで表されており、こういった構図は極めて稀なもので、
これは、ラムセス2世にとって彼女がいかに重要であったかを示している
王妃ネフェルタリは、王の治世24〜26年の間に没したと思われている
エジプトで最も美しい壁画が施された彼女の墓はルクソールの王家の谷にある
まれなもので

中は撮影禁止、人が多いので盗撮はしなかった
















外のレリーフの一部




内部の状況
マグディ=ガマール編・著 「アブ・シンベル神殿」 2010年による


大神殿遠景


小神殿遠景



駐車場へ戻る

ナセル湖を東方向


ナセル湖を北方向


望遠で、遠くの山は、小さな火山、数十個あるうちの一部
玄武岩が噴出しているので、黒っぽい


小神殿の北面を歩く


大神殿の北東側


出入り口に向かって、白人が多かった


警察官、ピントが手前に合ってしまった




出口手前に、模型があり、移築作業等を映画で映写していた
写真は撮っていないが



移築の状況

マグディ=ガマール編・著 「アブ・シンベル神殿」 2010年による


マグディ=ガマール編・著 「アブ・シンベル神殿」 2010年による


マグディ=ガマール編・著 「アブ・シンベル神殿」 2010年による


マグディ=ガマール編・著 「アブ・シンベル神殿」 2010年による


マグディ=ガマール編・著 「アブ・シンベル神殿」 2010年による

出口付近には、土産物屋が沢山




帰途につく、途中から真っ暗、クルーズ・ホテルに着いてから夕食



TETSU のホームページに戻る