2009年8月3・ウォッチ・
岩石見ながら筑波山登頂


デジカメ: ディジタル一眼 ペンタックス K10D 手持ち による撮影

写真93枚。

アナログの方は重いので、やめた方がいいです。
ブロードバンドの方は気にならないスピードで開けます。

最終更新日 : 2009.09.12


2009年8月29日(土)
午前7時、自宅発、電車で「つくば」駅へ。
N氏の運転する自動車で、筑波山へ、岩石を見ながら、男体山・女体山を登頂。
案内書は、築地書館 天野一男編著「日曜の地学8 茨城の自然をたずねて」1994年 2004年3刷、

岩石見ながら筑波山登頂

中央下の「つくば」駅まで、つくばエクスプレスで行き、
車で、筑波山頂の右下まで行き、
ロープウェイと徒歩で、男体山と女体山の両方を登り、
女体山から、北側を東にロープウェイの北側を、
駐車場まで下った。


右端中央のロープウェイ「つつじヶ丘」駅からロープウェイで「女体山」のすぐ下まで行く。
左端上の「男体山」を登頂し、戻り、あらためて「女体山」登頂。
ロープウェイの北側を下り、つつじヶ丘の駐車場から、車で下山。
左下の「江戸屋」の駐車場から、宮脇の文字の上端あたりまで、ケーブルカーの右側を登った。


途中の南側から、車中から撮った筑波山。
右が一番高い女体山 876m。
左が男体山 870m。


中央奥が女体山 876m。
下の舗装は、ロープウェイの「つつじヶ丘」駅の駐車場。


ロープウェイの乗り場。片道 600円。
所要時間 6分、71人乗り、傾斜長 1.3km、高低差 298m。


右に見えるのが、女体山山頂。


山頂駅の展望台から南東方向。


南方向。


右側の階段を登ると本当にすぐ、女体山の山頂。
左後ろに、男体山側。


筑波山は、はんれい岩がほとんどとのことなので、はんれい岩とはどんな物なのか。
ハンマーで割ることはできないので、踏み跡の磨耗している部分で想像する。
後で、N氏の説明ではいわゆる「黒みかげ」のことだとのこと。


あちこちに、岩盤らしい部分が露出。


約20分で、男体山と女体山の間の展望台。


看板。


遠くに、砕石場か石切り場が、見える。






男体山の上り口。


途中の斑レイ岩。


アップで。




20分で、男体山山頂 870m。神社の北側から。


丸印の中を近づいて撮ると。脈状・層状に黒い結晶が見える。
ハンマーの上下端の長さは 32cm。


1円玉の直径は 2cm。
角閃石の結晶が、長さ約 2cm、幅 2-5mm程度か。
真っ黒の部分が、角閃石の結晶が密集しているところ。


別の部分にも。真っ黒の部分が、角閃石の結晶が密集しているところ。




真っ黒の部分が、角閃石の結晶が密集しているところ。


女体山の山頂。867m。




三角点は数メートル離れたところにある。
はんれい岩にモルタルで固定されている。




山頂から東を見ると、車を止めた「つつじヶ丘」が、中央やや左に。
後で、左側の尾根筋を下って行く。


山頂には、少し白っぽい約五メートルほどの「はんれい岩岩盤」がおよそ二十度東に傾いている。


白い斜長石の多い部分に、アゲハチョウが止まっていた。
真っ黒の部分が、角閃石の結晶が密集しているところ。


山頂の足下。


南東方向。


南方向。


西方向。男体山が見える。


山頂神社の向こう側から、下り始める。


山頂から少し下りたところに、角閃石の結晶が密集している岩が。


アップで。1円玉の直径は20mm。


下るルートを振り返る。


角閃石の結晶の粒粒と思われる。
大きいものは、左下のおよそ 2cmほどか。


黒い岩脈が見える。幅約10cm。ハンマーの長さは32cm。


中央下に黒い岩脈、中央上の岩にもうっすらと岩脈が。


少し下ったところにも表面が風化した岩脈が。約10cm弱の幅。




また少し下ると、幅約2cmの岩脈が。




下る道を振り返る。


アサギマダラが、私の左手のコピーに止まる。
10mほどの距離を、アサギマダラが止まったままで移動した。


途中の「大仏岩」


ずっと、こういう状態の山道を下る。


約29cm幅の岩脈。


さらに下には、30cm程度の何層もの層状をなした転石が。






北斗岩。
この付近には、角閃石の量が増大した優黒質で粗粒斜長石質はんれい岩の
よい露頭があるとのこと。
しかし、見つけられなかった。


中央上下に、約 11cmの岩脈が転石の中に。
左の方には、角閃石の結晶が数センチ幅で層状に何列も上下に。


上と同じ転石を遠景で。
一つおいて、左上の転石の右端にも同様の岩脈が見えるようだ。
さらに上にも岩脈を含んだ転石があったが、この遠景写真には写っていない。


「裏面大黒岩」には、節理のひび割れが。


「入船出船」


上のかけらは上右の小さな転石をハンマーで割ったもの。
白っぽい部分が多い。


「母の胎内潜り」


高天ヶ原(たかまがはら)。
粗粒斜長岩質はんれい岩のよい露頭があるとのこと。
後で、案内をよく読むと。


「弁慶七戻り」。


この後、真っ直ぐ下ってしまった。途中会った親子に聞いて、道に迷ったことに気づき、戻って少し上り返した。


ここまで引き返して、左へ曲がって下りた。ここまで引き返して、左へ曲がって下りた。


展望案内板。
ここで、小休止。


展望案内板の下から見るとかなり白っぽい。


アップ、閃緑岩風だ。


オニヤンマ。久しぶりに見た。


赤トンボ。


さあ、出発。あと、十分(じゅっぷん)で、「つつじヶ丘」駐車場だ。


後は、どんどん下った。


まだ、途中の転石。
花崗岩か閃緑岩風だ。


アップで。一円玉は直径 2cm。


ロープウェイの北側に、下りてきた。


これが、乗って上ったロープウェイ。


駐車場に戻り、左奥に女体山。駐車料金は 700円。


筑波山神社まで、車で下り、一番上の駐車場で、車を止め、料金は一時間以内なら 500円。


山門。
はにわ風の仁王だ。


筑波山神社。


右の登山道を、筑波山山体の下の方は花崗岩だとのことなので、
花崗岩探しに登る。




途中の転石を割ってみたが、はんれい岩。


アップで。


白いのは、アプライト?。なんのことか分かってないけど。


やっと、閃緑岩風の転石を割ってみた。


アップ。一円玉は直径 2cm。


案内書を持っていかず、すぐ見つかると思った花崗岩は見つからず、戻った。
案内書を読んだら、もう少し登ってケーブルカーの下に、花崗岩が風化してあったのだそうだ。


神社から下り、つくばでステーキを食べ、ビールを飲み、
N氏は、ノンアルコールのビール風レーベンブロイを飲み、
つくば駅まで送ってもらった。
21:06 に自宅に帰着。



TETSU のホームページに戻る